2012-01-06
明けましておめでとうございます
。
本年も皆様によい心持ちの印をお届けできるよう
、
慌てず焦らず、制作に打ち込みます。私がずっと大切にしていることです。
納期を縮めることは本当になかなかできない状況です(現在、お届けまで約2ヶ月間いただいております)。申し訳ございません
。
誤解をおそれずにいえば、
私はあまり無理して必要以上に印をたくさん作りたくありません。自分の勉強もできなくなります。
寧洛菴の新住所印に関しましては、今年中に二種類出せたらいいなと考えています。自分用の住所印は数多く持っているのですが、百人百様の住所氏名となると、いろいろとハードルが高くなりますので、なかなか商品化に踏み切れません。
また、本当にまだまだオープン時期は未定なのですが(寧洛菴と同じくウェブショップ)、
かねがねずっと構想を練っていることがあります
。
ようやく去年の年初から、少しずつですが準備に取り掛かっています。
気が乗った時々に数時間ずつその準備に充ててきました。
寧洛菴の納期が年々延びてくると、
本腰を入れてもう一つの道を開拓しなければならないなと、以前からずっと考えていました。制作能力には限界がありますので、寧洛菴の商品の納期を今すぐ縮めることはほぼできませんが、次のショップはもう少し早くお届けできるシステムにいたします。並行して運営いたします。どのような商品かは、まだお伝えできません
(同じく篆刻印章関係です)。
何とぞご了承下さい。寧洛菴と同様、静かに静かに広がっていけばいいなと考えています
。
印章の可能性、多分まだまだ引き出せます
。
オープン時期は「数ヶ月先」か「年単位」になるか、まだまだ本当に未定です。
「だれよりも先ず自分自身が、この世にあったらいいな! 欲しいな!と思うものを造る
」という姿勢は、寧洛菴と同じです。
自分で創るのが一番早い
今まで独自の方法で長年かけてつちかってきた技術や知識や文字感覚、物に関する感性を総動員します。自分の能力は自分の方法でいかんなく発揮します
。
ぼくの頭の中は寧洛菴と次のそのお店のことでいっぱいです
。
今年も仕事を楽しみます
。
生活には今すぐ必要がない、けど、あったら愉しいな!というものをこれからも追求していきます。
そういう機微がわかる方、お待ちしています。
2012年(平成24年)も何とぞよろしくお願い申しあげます
。
寧洛菴店主 中谷和玄拝
和玄は、「和州(奈良)」の「玄(墨)」をこよなく愛する一介の印人(篆刻家)です。
余談ですが、昨年の師走中頃、このページ上部の「寧洛菴」というロゴ右に載せている
丸い朱の印について、ある方から「何か意味があるのですか?」というご質問を初めて受けました。この機会に書いておきます。
この印は、「玄」の篆書三つをつなげて輪にしたものです。輪玄≒和玄というちょっとした遊びです(そのままのバランスよい玄の篆書ではなく、構成をちょっと窮屈にしたり間延びさせたりしています)。
また「和」には、足す(プラス)という意味がありますので、「玄を和した」という意味も含ませました。
その他にも実は、玄を三つ合わせて「三玄」という意味も含ませています。
「三玄(さんげん)」を辞書から引いておきます。
1、老子・荘子・易の思想。
2、〔仏〕臨済録に出る語。何をさすか明示されていない。
一説に、
玄中玄(真理そのもの)、句中玄(言語における真理)、体中玄(修行で現れる真理)の三つをあげる。